焼酎プロデューサー 黒瀬暢子の知って得する焼酎のお話

【明治、大正、昭和、平成の時を超えて復活した沖縄の芋酒】

焼酎よもやま

5月15日は 1972年(昭和47年)に、沖縄県(琉球諸島及び大東諸島)の施政権がアメリカ合衆国から日本国に返還された日です。

沖縄のお酒といえば、泡盛を思い起こす方も多いでしょう。

泡盛が戦後復興に果たした役割が大きいのだとか。

泡盛の製造を琉球王朝が製造管理していた米麹で造る蒸留酒ですが、

琉球時代、琉球の市井の人々に愛されたお酒がありました。

それが、「IMUGE」(芋酒)です。

このお酒は、各家庭でつくられておりましたが、明治時代の後期には政府の方針により全国的に地醸造酒を禁止する酒造法が制定され、

姿を消してゆきました。

一度姿を消した「IMUGE」が、2018年に、明治、大正、昭和、平成の時を超えて、沖縄本島の請福酒造さん、久米島の久米仙さん、

今帰仁酒造さん、宮古島の多良川さん4蔵で復活(今は、比嘉酒造さんも造られています)

芋の蒸留酒なのですが、芋焼酎と大きく異なるのは、IMUGEには、3次仕込みで黒糖を入れます。

初めて口にした時に、「からいも飴」の香りがする、、と思ったのは、

「黒糖」によるものだったのですね。

芋焼酎の芋の香りというよりも、もっとダイレクトの芋の甘味の香りがします。

これは、大学芋や、スイートポテトとのペアリングが最高ですよ!

気になる方はコチラをご覧ください☺

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商品紹介 | 請福酒造
石垣島の泡盛と梅酒 請福酒造
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残波IMUGE. 25度720ml
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