こんばんは。焼酎プロデューサーの黒瀬暢子です。
芋焼酎といっても、いろんな芋から作られているってご存じでした?
今回は、そんなお芋のお話です。
- 黄金千貫(コガネセンカン)
芋焼酎の原料として、一番つかわれているのがこの芋です。
名前の由来は、1株から千貫(4トン弱)とれるからです。
ほかの芋と比べてでんぷんが20~30%多いので、香りやバランスがよい焼酎ができます。
(代表焼酎 森伊蔵、佐藤など)
- ジョイホワイト
焼酎用の芋として開発されました。ですので食用には向いていません。
この芋からできあがった焼酎は、淡麗かつフルーティー、さらにさわやかな味わいになります。
- 紅さつま
鹿児島県で主に生産されています。鹿児島の気候風土の中で、そだち、ほかの地域で作っても同じようにできないそうです。 この芋から出来上がった焼酎は、芋本来の甘みを感じられるお酒になります。
- 金時芋
お菓子や洋菓子材料として使われています。この芋を使って焼酎をつくると切れの良いのどごしの焼酎ができます。
- 紫芋
この芋に含まれるアントシアニンは、血液さらさらにする働きや目の健康のサポートをするとされています。
この芋を使った焼酎は、ほかの焼酎よりも、華やかな香りで上品な味わい。
- 安納芋
この芋はスイートポテトや焼き芋の原料として使われています。
優しい香りと上品な味わいです。
芋によってもこんなにも違うのですね~
いろんな芋の焼酎をぜひ試してみてくださいね!


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