焼酎プロデューサー 黒瀬暢子の知って得する焼酎のお話

【大和一酒造元さん(熊本)を訪ねて】

蔵元さん紹介

「黒麹を使ったお酒造りを、黒瀬杜氏に来てもらって教えてもらいましたよ」

1月に、球磨焼酎蔵元「合資会社大和一酒造元」さんをKURA MASTERのみなさんと

訪れた時に、下田社長から伺いました。

「誰が来てたのでしょうか?」(黒瀬)

「水害で流されてしまってもうないのです」(下田社長)

「・・・・」(黒瀬)

2020年7月の豪雨により、球磨川が決壊。

大和一さんの蔵も天井近くまで(3m)水につかり、焼酎造りができない状況に。

8割の原酒が流され、水が引いた後も蔵の中は泥だらけ。

大変な状況をひとつひとつ整理され、また同じことがあっても、蔵を守れるような仕組みも整えられ、水害から5か月後、焼酎造りを再開されました。

もともとアルコール酵母を添加せず、蔵に住み着いた酵母で焼酎を造られていた大和一さん。

蔵に住み着いた酵母が流されてしまっても、新しく酵母が住み着くはず!と決め、この拘るは、貫きつづけていらっしゃいます。

もともと大和一さんを知ったきっかけは、「牛乳焼酎 牧場の夢」なのですが、実際に蔵に伺うと、様々なチャレンジをされていらっしゃいます。

この続きは明日。

大和一酒造場さんWebサイト

大和一酒造元
焼酎の原点を求めて!温泉焼酎・牛乳焼酎・玄米焼酎を製造。

コメント

タイトルとURLをコピーしました