こんにちは。焼酎プロデューサーの黒瀬暢子です。
「本格焼酎」を名乗れる原料というのがきまっているってご存じでした??
えのき焼酎?トマト焼酎?
その原料とは、
あしたば、あずき、あまちゃづる、アロエ、ウーロン茶、梅の種、
えのきだけ、おたねにんじん、かぼちゃ、牛乳、ぎんなん、くず粉、
くまざさ、くり、グリーンピース、こならの実、ごま、こんぶ、サフラン
、サボテン、しいたけ、しそ、大根、脱脂粉乳、だまねぎ、つのまた、
つるつる、とちのきの実、トマト、ナツメヤシの実、にんじん、ねぎ、のり、
ピーマン、ひしの実、ヒマワリの種、ふきのとう、抹茶、べにばな、ホエイパウダー、
ほていあおい、落花生、緑茶、またたび、まてばしいの実、ゆりね、よもぎ
れんこん、わかめ、そして、芋、米、麦、そばなどの穀物
初めて聞く原料名がたくさんあります、、、
こならの実???どんぐりのことですね!
つるつる???海藻です。
北海道や熊本では、牛乳焼酎が!
四国では栗焼酎が!
沖縄ではアロエ焼酎が!
長野では、えのき焼酎がつくられています。
(個人的にはトマト焼酎お薦めします)
日本全国でいろんな焼酎がつくられていますね。
日本酒はお米から作ると決まっていて、それが最大の魅力ですが、焼酎はバリエーションにとんでいるのが魅力だと思います。
焼酎って奥深いです。
全国の変わり種焼酎を飲むための旅もおもしろそうですよね!
これらの原料が、100%で使用されることは少なく、でんぷん質の多い材料と一緒に
使用されることが多いです。
焼酎が無色なのにも理由がある
また蒸留の特徴として、紫芋を使用した紫色の液体も、黒ブドウを地擁した赤黒い液体も色素成分は、まったく移行しないので、どんな材料を使用しても焼酎は無色透明となります。
色がつく場合は、樽の色ですね。
さらに、味わい成分も、元の醸造酒成分中の数%しか移らないとされていて(特にうま味成分であるアミノ酸は、まったく移行しません!)焼酎をはじめ蒸留酒の特徴が、ほとんどが香気成分にあるといわれる由縁ですね。
杜氏(お酒をつくる責任者)のみさんは、この数%のうまみのために、技をみがきしのぎを削っています。かっこいいなあ。
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