こんにちは。
焼酎プロデューサーの黒瀬暢子です。
コロナ感染予防でSTAY HOMEしているときだからこそ、読書を楽しみませんか~
ということで、焼酎を知りたくなる本のご紹介第4日回目!
「もやしもん」全13巻 石川雅之著。講談社刊。
漫画雑誌『イブニング』(講談社)にて、2004年16号より2013年10号まで連載され、『月刊モーニングtwo』(同)に移籍し2013年8月号より2014年3月号まで連載されていました。
この漫画で、大笑いしながら、焼酎(お酒)の作り方について学べます!
焼酎って何からできてるの?
焼酎って何でできていると思いますか?
「水!」←正解!
「芋!」←正解!米、麦なども!主に穀物。
あとは、、、、
「???」
芋などの穀物、水をアルコール、つまり焼酎にするには、
「麹」「酵母」が必要です。
穀物の主成分は、「デンプン」です。デンプンは、ブドウ糖がつながっている状態ですが、
「麹」は、穀物のつながりを噛みしだき、ブドウ糖にします。
(「麹」は、麹菌を穀物に繁殖(カビ)させたもの)
「酵母」は、麹がつくりだしたブドウ糖を食べ、アルコールと二酸化炭素を放出。これを「アルコール発酵」といいます。
(ちなみに、ワインやビールづくりには麹は使いません)
人間に有益なカビの働きが「発酵」有害な働きが「腐敗」です。
「麹菌」も「酵母」も細菌です。「麹菌」は、日本にしかないといわれている貴重な「菌」!
(焼酎には、おもに、「黄麹」「黒麹」「白麹」がつかわれ、味の違いに影響を及ぼします)
漫画「もやしもん」は、焼酎・細菌・ウイルスの教科書!?
漫画「もやしもん」は、酒や食品など発酵の仕組みや、文化・菌・ウイルスについて知識をマニアックに盛り込みながら、肉眼で菌が見え、会話が理解できる主人公・沢木を中心とした農業大学生たちが繰り広げるドタバタ学園コメディ。
実際にお酒できる工程なども描かれていて、
活字が苦手な私にとって、お酒、発酵のお勉強になる、ありがたい教科書です(笑)
読み進めると、たくさんの「菌」に私たちが守られて生きていることもわかり、「菌」に対する愛情芽生えます(笑)
漫画の中でパンデミックにもふれているところもあり!コロナの収束が見えない今だからこそ、
細菌やウイルスってなんだっけ?と考えてみるのはいかがでしょうか~
「もやしもん」を読み終わるころには、自分になった菌やウイルスとの付き合い方がみえてくるかも??
「もやしもん」は、ネットで購入できますよ~
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