今、読んでいるのは「海洋の日本古代史」(関裕二さん著 PHP新書)。
断崖絶壁の上にある電車もバスもタクシーも通っていない小さな集落からなぜ最盛期300人という数の杜氏が誕生したのか。
というお話を講演会でお話させていただいております。
自分なりに仮説を立てて、古事記、日本書紀の「天孫降臨」「日向三代」のことを織り交ぜてお話していますが、
次の疑問がわいてきました。
「なぜ、南薩摩(霧島含む)がその舞台になったのか?」
この問いの答えのヒントをいただいているのがこの本です。
「隼人」がキーワードかな。
黒瀬集落のある南さつま市笠沙は、もともとは島でした。歴史的に見ても、遣唐使遣隋使中継地、16世紀にヨーロッパからのキリスト教布教のための船が到着した場所、倭寇が活躍した場所。。などなど日本の歴史と深くかかわっています。
オンライン焼酎女子会enjoy!や講演会でも「黒瀬杜氏の発展の背景」についてはお話していきたいと思います。
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