今年1月、KURA MASTERのご一行とともに、奄美大島を訪れたときのことです。
派手な看板もない、どこか昔のままのようなドアを開けると、
そこには、笑顔のやさしい女将さんがいました。
旅人の私を、まるでずっと前からの常連のように、あたたかく迎えてくれたのです。
差し出された黒糖焼酎は、透きとおるように美しく、
口に含んだ瞬間、やわらかな黒糖の香りがふわっと広がり、
すっと体になじんでいくのが分かりました。
どこかほっとする。
それは、島の風や空気、そして人のぬくもりが、そのまま溶け込んだような味でした。
その夜、カウンターで女将さんや常連さんたちとぽつぽつと話を交わしながら、
私は、「奄美にいるだけで癒される」という感覚を、じんわりと実感しました。
黒糖焼酎。
それは、あのときの会話、空気、時間ごと、グラスの中に詰まっているような、不思議なお酒。
飲むたびに、また奄美に行きたくなります。
この奄美の蔵元さんも、黒瀬杜氏も焼酎造りを教えてに行っています。
人と人が手を取り合い、時を超えて紡いできた技と心。
黒糖焼酎には、その「やさしさ」が、静かに、でも確かに込められているのです。
黒糖焼酎の日 イベント開催!
ぜひ、奄美で癒されながら、黒糖焼酎で乾杯を。
イベント詳細
奄美黒糖焼酎女子倶楽部 主催
「月ぬきゅらさーや」
場所:AiAiひろば
(〒894-0027 鹿児島県奄美市名瀬末広町14-10)
日時:令和7年5月9日(金)
17:30~21:00(ラストオーダー20:30)
参加費:2,000円(税込)
内容:
黒糖焼酎カクテル 飲み放題(おかわりOK!)
美味しいおつまみ3種付き
奄美の黒糖焼酎25蔵、18銘柄の試飲が楽しめます!

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