初めに、能登半島地震で被災されました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます
テレビで、伝統工芸「輪島塗」でおなじみの輪島の町が燃えているのを見、言葉を失いました。
1月開催の、海外の方に、日本文化を通して、焼酎を伝えるプロジェクトを仰せつかりました。
「楽しんでもらいたい」「喜んでほしい」、、、人の暖かい気持ちや、相手を思いやる気持ち。そんな目に見えないもの(無形文化)が形となった日本の有形文化(もちろん焼酎も有形文化)を深く海外の方にお伝えできるよう努めます。
このプロジェクトには、たくさんの方がかかわって下さっていて、心から感謝申し上げます。
写真は、錫の酒器。
鋳物である芦屋釜(※1)の製法を取り入れた芦屋釜製造者でもある鋳物師、樋口 陽介さんによる作品『天地の詞(あめつちのことば)』。(※2)
プログラムが3つほど準備中なのですが、一つは、鋳物の文化とともに、焼酎を伝えます。
実際に、この酒器でいただいてみると、香りはそのままで、焼酎独特のアルコール感の刺激がやわらかくなり、何かの膜に覆われているような、口の中で味がまるくなっていく感じがします。
プログラムについて、詳しい内容をご報告できるようになりましたら、改めて投稿します。
(※1)芦屋釜(あしやがま)は、南北朝時代(14世紀半ば頃)から筑前国芦屋津金屋(現在の福岡県遠賀郡芦屋町)で造られた茶の湯釜です。千利休も愛用したとされ、現在、芦屋釜は国指定重要文化財の茶の湯釜9点の内、8点を占めています。
(※2)『天地の詞(あめつちのことば)』。について
400年ぶりに復活した芦屋釜の伝統を守る鋳物師「日本の文化遺産を未来へと繋ぐ」
芦屋鋳物 陽は2023年11月22日に、⽇本の伝統と技術が息づく錫製酒器『天地の詞(あめつちのことば)』の発売を開始します。この錫製の酒器には、伝統工芸品である芦屋釜の技術を用いて制作されています。【福岡県芦屋町】...
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