こんにちは。焼酎プロデューサーの黒瀬暢子です。
女性の日本酒杜氏(とうじ)である森喜るみ子さんが、東京日本橋高島屋に試飲販売に
いらしていただので、会いに行ってきました。
(※杜氏とは、お酒造りの最高責任者。)
森喜るみ子さんとは女性起業家支援をされている伊藤淳子さんの女性起業家イベントで
知合いました。
ばりばりの男性社会の中で、女性の杜氏として、長年お酒づくりをされてきた苦労話を
うかがい、いかに女性が杜氏を続けるには障害が多いかということを知りました。
ですが、森喜さんは、そんなご苦労も表に出さず、物腰柔らかくいつも笑顔で接してくださいます。
「るみ子の酒」と「夏子の酒」
森喜さんの作られているお酒の筆頭は、やはり「るみ子の酒」
なぜ「るみ子の酒」というかといいますと。。
あなたは、「夏子の酒」という漫画をご存じでしょうか。
和久井映見さん主演でもドラマ化されました。
酒造り蔵の娘であった夏子は、東京でコピーライターの仕事をしていましたが、ある日、実家の蔵をつぐ、「日本一のお酒」つくりをめざした兄が急逝。
夏子は、その遺志を継ぎ、コピーライターをやめて蔵に入り、究極の日本酒造りをめざすという内容でした。
森喜酒造の跡継ぎであったるみ子さんは、「夏子の酒」の主人公夏子と、製薬会社勤めをしていたが、蔵元が病気になり、あとを継いだことなど、ご自身と被ることが多く、感動され、
「夏子の酒」の作者である尾瀬あきらさんに手紙をおくります。
ここから二人の交流がはじまります。
東京で行われた自酒の会で一緒に勉強をされたり、蔵めぐりをしたり、、、その中で、るみ子さんは、「純米酒」を作ろうと決意されます。
「純米酒 るみ子の酒」
このるみ子あんが試行錯誤してできたお酒が「るみ子の酒」
ラベルは、尾瀬さんが、るみ子さんをモデルにかかれています。
るみ子さんのお人柄がラベルによくあらわれています。
女性の杜氏さんはごくわずか。
体温の変更、更年期などをのりこえ、お酒造りに精進されているるみ子さん。
本当に素敵な方です。
そんな素敵なストーリーをもった「るみ子の酒」
このお酒を東京で飲めるのは、阿佐ヶ谷「三矢商店」
もちろん森喜酒造さんのホームぺージからも購入できますよ~
三矢商店について↓
http://www.asagaya.or.jp/map/7han/mitsuya.html
森喜酒造さんHP↓
http://moriki.o.oo7.jp/
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