焼酎プロデューサー 黒瀬暢子の知って得する焼酎のお話

【「和」を大切にする焼酎造りとは?】

蔵元さん紹介

7月1日は、「壱岐焼酎の日」!カウントダウン企画

今回は、「壱岐の華酒造」さん訪問記。

「玄界灘の波濤が散り、潮の花が咲く。

まさしく壱岐の島の花のようで、また、華は、優れた意味を持つ。」

明治時代、壱岐の華酒造さんの初代長田嘉助さんが福岡県北九州市小倉から移り住み、島に伝わる伝統的な製法で焼酎造りを始めました。

そこで作り上げた銘柄が「壱岐の華」​

壱岐の華酒造さんは、常圧蒸留、熟成にこだわった焼酎造りをされている蔵元さんで、

深い薫りとまろやかな口当たりを残すために、他の蔵元ではやっていない「和水」という方法を用いています。

これは、タンク貯蔵するときに水を加えることで、焼酎の味わいを引き出すものです。

壱岐の華酒造さんは、この「和水」によって大型の貯蔵タンクの設置が早かったと言われています。

『焼酎は「ハレの日」に飲むものではなく、日常的に親しまれてきました。盂蘭盆会のころには、そうめん12束と焼酎を持って親戚を訪ねる習慣がありました』

『秋まつりには、その盆焼酎の残りをみんなで楽しむ習慣もあるんです』

人々の暮らしや文化に寄り添いながら、「和」をつくる焼酎造りに強い思いを寄せていらっしゃるのを長田社長のお話から、感じました。

長田社長は、サッカーが大好きで、大会を主催されるほど。

サッカー協会非公認焼酎として「海鴉」という銘柄も開発されていらっしゃいます。

壱岐の華酒造さんWEBサイト

壱岐の華

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