焼酎プロデューサー 黒瀬暢子の知って得する焼酎のお話

【前代未聞!?蒸留器をカスタマイズ!】

蔵元さん紹介

7月1日は、壱岐焼酎の日!カウントダウン企画!

今回は、「重家酒造」さん。

一見、どこかでみたことがあるような蒸留器。

「あれ?ファンがついている。。」

「銅板もついている!!!!」

よりよい香りを!と追及されるあまり、蒸留器自体をカスタマイズ。

味をまろやかにするために銅をしこまれていたり(ウイスキーのようなまろやかさに!)

もろみをもっと攪拌するために、ファンがつけられているそうです。

これにより、雑味のない、まろやかなお味に。

原料もすべて長崎産、うち9割壱岐産というこだわりよう。

「よい香りを残す米への麹菌の繁殖のさせ方」

「よい香りを残すためのもろみの温度管理の大切さ」

「蒸留器の構造により、どう香りの表現が異なるのか」

など、惜しみなく焼酎造りについて重家酒造の横山雄三社長がレクチャーしてくださいました。

もう、重家さんの焼酎の味わいが、まったく違って、一口一口が愛おしい。

そして、もう一つ注目したいのは、重家酒造さんの場所。

どこだと思います? 海沿いです。

焼酎を作られている蔵元さんで、海沿いにあるなんて!初めてです。

壱岐では、漁師の方が清酒を飲み、農家が焼酎を飲んでいたそうで、1902年には、17蔵あったそう。重家さんもその一つでした。

1990年に一度清酒造りを断念されましたが、2018年に復活。壱岐で唯一の清酒蔵が誕生しました。今はお兄様の横山雄三さんが、焼酎を弟さんの横山太三さんが、日本酒を醸されています。

クラフトジンも開発されたり、常にチャレンジされている重家酒造さんのお酒造りから目が離せません。

重家酒造さんWebサイト

長崎県、壱岐の島の焼酎・日本酒蔵 「重家酒造」麦焼酎ちんぐがおすすめ
重家酒造の公式サイト|長崎県、壱岐の島で麦焼酎、日本酒を造る酒蔵。大正十三年創業。麦焼酎「ちんぐ」、上質なお水と壱岐産山田錦を使用した最高級の日本酒「よこやまSILVER7」「横山五十」がおすすめ。

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