焼酎プロデューサー 黒瀬暢子の知って得する焼酎のお話

【明治の職人の息づかいが今も聞こえる!?~120年続く伝説の蔵】

蔵元さん紹介

「芋焼酎 枦右庄衛門」のはしコーポレーションの枦社長、ジェイコードの春山社長と、枦社長のご友人であり阿久根市の伝説の杜氏でいらっしゃる大石酒造・大石啓元社長兼杜氏にもお会いしました。

明治、大正、昭和、平成、令和、120年の歴史を紡いてきた大石酒造さん。

​120年間、平穏に続いたわけではなく、蔵消失の危機も。

​戦時中に、阿久根が空襲にあい、ほかの焼酎蔵元が焼け落ちてしまう中、初代の方が、必死に水をかけ、蔵が燃えないよう守ったそうです。

​創業以来建て増しで、蔵を大きくし、麹室として使っていた石蔵は、120年前の創業時とそのまま。壁に付着している菌が模様をなし、独特の味わいを醸し出しています。(現在は、仕込み用甕が埋められています。)

大酒造さんの焼酎の歴史を造ってきた、ご先祖様の息づかいが聞こえてきそうでした。

​大石啓元社長は、地元産の芋「しろゆたか」と地元の井戸水など、地元の原料に拘り、銘柄一つ一つ、原料や麹を変え、「古式かぶと式蒸留」も再現。廃れた技術を再興し、今の時代の新しいものに生まれ変わらせて、納得がいくまで、挑戦を続けていらっしゃいます。

​お会いすると本当におだやかで、常に笑顔を絶やさない大石社長。

大柄とは言えないお姿のどこにその情熱を秘められているのか、もっとお話を伺いたかったです!

​芋焼酎「枦右庄衛門」プロデューサー枦社長、鹿児島酒造さん、大石酒造さんと何かご一緒できたらいいですね!

大石酒造Webサイト

大石酒造株式会社
鹿児島県阿久根市波留にある小さな蒸留所です。 焼酎を造り続けて120余年。昔ながらのこだわりの味を守りながら伝統の技に新しい技術を加え、未来へ続く焼酎をじっくりと造り続けています。

はしコーポレーション 芋焼酎「枦庄右衛門」Webサイト

厳選おすすめ焼酎
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右から2番目が大石社長。ここは、蒸留に使っていたボイラーの跡。本当は、もっと長かったのだとか。

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