「林先生」
とひっきりなしに、林酒造場 代表の五代目 林龍平さんに、人が駆け寄ってくる。
KURA masterのみなさまに、「芦屋釜の里」で茶事体験をして頂いた時に、楽しんでいただいた「大吟醸粕取り焼酎 九州菊 五代目 龍平」を造った方で、お酒の名前の通り、林酒造場さんの五代目でいらっしゃいます。
ご協力いただいたお礼に、3月3日の蔵開きにお邪魔しました。
剣道の道場も持たれて、指導者としての顔ももつ林さん。
丁寧なお酒造りと、お人柄で、「林先生」と地域の方々から親しまれていらっしゃるのが、伝わってきます。
林酒造場さんのWebサイトのよると、お酒造りは、「米」「水」「人」だと書かれていて、「まずお水」が大事だと。
確かに、林酒造場さんがある京都郡の崎山地区では、水道が引かれておらず、英彦山系の綺麗な地下水を使ったお酒造りをされていますが、林さんとお話していると、「お水」と同じくらい、、、いやそれ以上にお酒の味を決めるのは「人」ではないかと思ったり。
「愛される人が作ったお酒のお味は、愛され続ける」
そんな気がします。
蔵開きでも、林さんを慕うみなさんが、自然と集まって炊き出しや、出店をされるのだとか。
酒粕汁や、酒粕漬け味付きたまごや、鶏肉の塩麹焼きなど、酒粕を最大限に生かしたおいしいお料理がずらっと並んでいました。
家に帰って改めて「大吟醸粕取り焼酎 九州菊 五代目 龍平」を頂くと、大吟醸の旨味がぎゅっと凝縮された穏やかでやわらかく、そして丁寧さを感じる味でした。
林酒造場さんでは、「麦焼酎」も造られています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
林龍平酒造場
天保8年(1837年)創業以来、社会情勢や業界の厳しい変動のなか、皆様のご愛顧に 報いるため「健康的で楽しく飲み味わっていただけるお酒を広めたい」をモットーに最高技術の製品と最高のサービスでお客様にご奉仕したいと、一路邁進いたしております。
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