焼酎プロデューサー 黒瀬暢子の知って得する焼酎のお話

【桜の語源とお酒の不思議な関係は🌸⁉️】

焼酎よもやま

桜の満開は終わり桜の花びらが空を舞う日々が続いていますね🌸
さて、そもそもなぜ桜(さくら)というのでしょう⁉️


諸説ありますが、今日は3つ取り上げます。


① 動詞の「咲く」に接尾語の「ら」がつき「さくら」という名詞となったという説。
また、「ら」は花達という意味もあり「咲く花ら」=「春に咲く花全般」を意味しているとも。


② 昔は、山の神様が春になると桜に宿り、里に下りてきて田植えが終わるまで見守っていたといわれています。
山の神様が里に下りることを「さおり」=「さ・降り」といい、田植えが終わって神様が山に帰ることを「さのぼり」=「さ・登り」といいます。
「さ」は「さ」の神様、「くら」は神のおやすみされる御座(みくら)のことで、このふたつの言葉を合わせて「さくら」になったという説。
この「さ」の神様とは、天照大神よりも前に信仰されていた神様です。


③ さくらの霊ともいわれる、日本の神話(古事記、日本書紀)にも登場する木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を由来とする説 。
この姫が霞に乗って、富士の山の上空から桜の種をまいたとも⁉️
木花咲耶姫は、山の神様でもありますが、お酒の神様でもあります🍶
そして、木花咲耶姫は住んでいたとされているのが、黒瀬杜氏を輩出している黒瀬集落のある鹿児島県南さつま市笠沙町。


私は黒瀬杜氏が発展した要因の一つは木花咲耶姫のご加護だと思っています🌸
木花咲耶姫が富士の山の上空から桜の種をまいてきたように黒瀬杜氏は、焼酎文化が花開く種まきを日本中で行うことが使命だったのかもしれません。

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