焼酎プロデューサー 黒瀬暢子の知って得する焼酎のお話

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主人公・北条義時は、焼酎を飲んだか?

焼酎と歴史

1月8日からNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まりました。

主人公・北条義時の父・時政が帰郷したことを祝う宴のシーンをみていて思いました。

「はて、この時は焼酎が飲まれていたのかな?」

焼酎が日本に入ってきたルートはいくつか説あり、だいだい14、15世紀くらいかと言われているようです。(北条義時は、1163年生まれ、没年1224年とされているので、焼酎は飲んでないですね。。)

文献として残っているのは、1546年。ポルトガル人商人・ジョルジュ・アルバレスがフランシスコ・ザビエルに書き残した「日本の諸事に関する報告」。

彼は1546年~1547年に鹿児島(南薩摩)に滞在し、日本の習慣や地理について書き残していて、そこで

「人々は米から作るオラーカを飲んでいた」と書いてあります。

「オラーカ」とは蒸留酒であり16世紀には米焼酎が飲まれていたということになります。

1549年にザビエルは鹿児島に上陸しているので、もしかしたら米焼酎を飲んだかもしれませんね!

薩摩酒造さんがジョルジュ・アルバレス「人々は米から作るオラーカを飲んでいた」にちなんだ米焼酎「欧羅火(オラーカ)」を作られています。

ご興味ある方はこちらをご覧ください。

欧羅火 - 薩摩酒造
鹿児島南薩摩がふるさと。さつま白波・黒白波でおなじみの薩摩酒造です。

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